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2周年…だったかな(オイ

皆さんおはようです、シースワローです。

えー、しばらく仕事と大学と行ったり来たりしていて暇がなかったので動画制作から長い間距離を置いてしまっていました。
そうこうしているうちに11/24、私の初動画投稿日となってしまい、このままでは流石になぁとおもいましたので、2次創作のリハビリがてらしばらく連載SSを書いていこうと思っています。
うん、きっと急に動画制作しようと思っても思ったように作れなくてうぁーとなるのは目に見えてますので、しばし文章にお付き合いください。

内容はポケモンBW世界。主人公はレイヤ。その他時間軸や設定はSSの中で。

ではでは、SSは続きからどうぞ。

追伸:週2~3のペースで続きを書いていこうと考えています。




『はいもしもし、こちらはアララギ研究所――』
『おぉ、久しぶりじゃのうアララギ博士』
『あら、オーキド先生、【博士】は勘弁して下さいと言っているではないですか』
『すまんすまん、どうにも癖でのう』
『またそんなわかりやすい嘘を…』
『まぁ、それは冗談としてじゃ』
『例の件、ですね。………やはり、私達だけでは限界があります』
『ふむ…わしらのような研究者やジムリーダーでは派手に動けないからのう…』
『折角イッシュ地方の図鑑のシステムを完成させて、あとはトレーナー候補に旅に出てもらうだけなのですが…』
『危険な事はさせたくない、と』
『…はい』
『……ふむ。ならば丁度いいのう』
『…はい?』
『【そういう事】に慣れたトレーナーに心当たりがあってのう。近いうちにそっちに送るとするわい』
『え!? あ、あの、先生…?』
『ではそういう事じゃ。楽しみにしておくのじゃぞ?』
『先生!? ちょっと――』

『……切れてるし。 …はぁ、いつも急なんだから…』






時間は流れ、数週間後――

「それでは~また~~」
イッシュ地方の南東のはずれ、早朝のカノコタウンから、一人のクロバットが飛び去っていった。
そしてここに、そのクロバットを見送る人影が一人……。
「…やれやれ。そして何で私かなぁ。孫に頼めばいいだろうに」
人影は独りごちながら、メモを片手に印の付いた建物へと向かって行った。


「あら、いらっしゃい。随分早い時間に来たわねぇ」
建物に入ると、気の良さそうな女性が出迎えてくれた。
「すぐに旅に出ちゃうと思うけれど、イッシュ地方に居るうちはこの家が貴方の家と思っていつでもくつろぎに来ていいからねっ」
眩しいくらいの笑顔で女性は言う。少々圧倒されながら、入ってきた人影は自己紹介を始めた。
「ありがとうございます。私はレイヤ……今まではポケモン関連の仕事をしておりました」
恭しく、礼をした。女性は屈託のない笑顔でそれに答える。
「あらあら、丁寧なお嬢さんね。まぁ、のんびり適当にしていきなさいな」
「はぁ…わかりました」
「…っと、そういえばのんびりしても居られなかったかな?」
「?」
「レイヤちゃん、二階にチェレンっていう男の子が来ているから、挨拶をしておくといいと思うわ。たしか一緒に旅に出る仲間って言ってたから…アララギ博士が」
どこまでもマイペースに、女性は言った。レイヤは心の中で溜め息をつきつつ、短く礼を告げ、二階へと向かった。


「…おや、もしかして君が博士の言っていた…」
二階に上がった瞬間、男の子に言葉を投げかけられた。年齢は自分と大差ないように見える、眼鏡をかけた少年である。
「私はレイヤ。あなたはチェレンと聞きましたが…」
「うん、間違いないみたいだね。そう、ボクはチェレン。よろしく」
「よろしく」
「本当はベルももう来てるはずなんだけど……」
(………ベル?)
その言葉に、一人の女の子を思い出す。…まぁ、そんなわけはないのであるが。
…そういえば、あの子の旦那のあのマスターは今何処で何をしているのだろうか……ふとそんな事を考えていると、急に階下が騒がしくなった。
「…おや、やっと来たみたいだね」
階段を一人の女の子がかけ上がってくる。大きな緑色の帽子をかぶった、少しおっとりした印象を受ける女の子だ。
「あのう…ごめんね。また遅くなっちゃった」
「ねえ、ベル」
チェレンが一歩ベルに近づき、言葉を続ける。
「きみがマイペースなのは10年も前から知っている事だけど――」
それからもしばらくチェレンとベルは話し続けた。どうやら幼馴染のようだ。
話の内容をかいつまめば、どうやら今日は旅に出るための最初のポケモンをアララギ博士から送ってもらっていて、三人それぞれのパートナーを決めようという事だったらしい。
「…ということで、レイヤから選んでいいよ」
「うん、私達はその子たち皆ともう知り合いだけど、レイヤちゃんは初めて会ったばっかりだからね!」
「わかりました。では――」
「っと忘れてた!」
急に声をあげたベルに驚く。何事かと思っていると、ベルはにこりと笑って自己紹介を始めた。
「私はベルって言うの!これからよろしくねレイヤちゃん!」
「あ、あぁ……よろしくお願いします」
少し脱力して、モンスターボールに向き直った。…なるほどマイペースな子だ。

「…さて」
目の前にはボールが三つ。特にタイプなどのこだわりはないが、だからこそこういう時は悩むものである。
「ねぇ、貴女」
悩んでいると、向かって左にあるボールから声をかけられた。とりあえず近づいてみる。
(…貴女、面白そうね)
ボールを手にとって、小声で言葉を続ける声の主を確かめてみる。
「……ツタージャ。草タイプのポケモンね」
(その通り。……『あ・な・た・も』…でしょう?)
その言葉に、思わず目を見開く。
(あら、やっぱり!…ふふふ、いったいどうして、どうやって人間の姿になっているのか気にはなるけれど…すぐに答えを言っちゃやーよ)
(どうして分かったのさ)
(女の勘ね)
(…)
(睨まないでよ、冗談だって。…まぁ、お互い秘密は秘密にしておきましょう? こういう事は予想するのが楽しいですもの)
(…で? わざわざ声をかけたってことは、私の力になってくれるのかな?)
(まぁ、それもいいわね。旅そのものより貴女の方が面白そうだし)
(……やれやれ。わかった。一緒に行こう)
「ふふ、じゃあよろしくねレイヤ。私の名前はプリムラよ」
「そう。よろしく、プリムラ」
「決まったみたいだね!」
いつの間にか隣に居たベルが覗きこんできていた。
「…はい。えぇと、じゃあ次はあなた達ですね」
「よっし!…じゃあ、私はミジュマル!チェレンはポカブね!」
「勝手に決めるなよ…まぁ、元々そのつもりだったからいいけどさ」

どうやら、すんなりとそれぞれのパートナーが決まったようだ。頼まれごともあるし、早めに旅立ちたいけれど…。
「ねぇねぇ!じゃあさっそくバトルしてみようよ!」
その気持ちはベルの一言により少々先送りされる事となった。
「そうだね。ボクがどのくらいこの子の力を引き出せるか…試してみたい」
チェレンもやる気のようだ。
(…血の気が多いわねぇ)
(…まぁ、初めてトレーナーになったら皆大体こんな感じだよ)
懐かしいものだなぁ、と昔を思い出す。今は立場が逆だけど…マスターも始めはこんな感じだったのかな。
「…そうですね。この子達の特性も知りたいですし、バトルしてみましょうか」


~数分後~

「…強ーい!! レイヤちゃんってやっぱりポケモン関連の仕事をしていただけあるね!」
「不覚をとったか…まぁ、まだトレーナーになったばかりだ。これから強くなればいい」
結局プリムラは二人のポケモンに勝ち、今はまた少し退屈そうな様子でボールに戻っていた。
「…なんだかんだ言ってノリノリで戦ってたね、プリムラ」
「戦うからには力を抜くのも逃げるのも失礼だもの。大体、負けるの嫌だし。…でもまぁ、あの子たちじゃあまだ私の敵じゃないわね」
体当たり連発してただけだけどね、という言葉は心の中にしまっておく。
…プリムラはどうやら勇敢な性格で、負けず嫌いなようだ。…素早さが高いのに勇敢かぁ…。
「それはまぁいいとして…」
辺りを見回して、ベルに向き直る。
「部屋がぐちゃぐちゃなわけですけれど…」
「…あ!本当だ! わ、私のせいだよね! ママさんに謝りに行かなくっちゃ!」
「…はぁ。止められなかったボクも行くべきかな」
階段を下りていく二人の背中に向かって、家具が散乱した部屋に残された二人は揃ってやれやれと溜め息をついた。



と、いうわけで今回はここまで。
片づけて行こうよ君たち、と突っ込んだのは私だけではないはず。
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連載SSですか
続きが楽しみですね。

主人公がレイヤさんとかktkr

No title

レイヤさん主観はいつか書きたかったものなのでノリノリです。
のんびりと更新していきますのでよろしくお願いしますね!
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>burn my dread~♪

管理人:エトリアの住人ことシースワローの人
主にマイナー好き
主にゲーム好き
主に猫好き
主にシャープ嗜好(?)
主に午後8時~午前1時に出没

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